二次口述試験の最初に押さえるべきポイントはコレ!【独学で通訳案内士】

通訳案内士試験対策
受験者
受験者

「合格のイメージが湧かない」
「何ができれば合格なのかイマイチわからない」
「二次試験で押さえるべきポイントを知りたい」

らむ
らむ

こんなお悩みに答えていくよ!

本記事のテーマ
『二次口述試験で押さえるべきポイントは?』

記事の信頼性
記事を書いている私は、全国通訳案内士試験に独学で合格した全国通訳案内士です。

らむ
らむ

2020年度試験で資格を取ったよ!育休中でした!

受験当時の英語力はTOEIC720点。
英検1級、TOEIC900点が一次試験免除規定の通訳案内士としては、底辺の語学力です。

一次試験は、本業関連の内容が出て、運良く合格。
受かると思っていなかったので、二次試験対策を始めた当初は、全く英語は話せず、外国人の前で固まってしまうような英語劣等生でした。

受験者らむ
受験者らむ

英語、話セナイヨ…

絶望的…

でも、そんな私だったからこそ「この機会を逃してなるものか!」と、
ホームページ、ブログ、YouTube、対策本を読みあさり、細かく作戦を練りました。

このブログでは、私が行った抜け道的二次試験対策方法をシェアしていきます。
同じような状況の方はもちろん、英語が得意な方にも役立つと思います。

らむ
らむ

こんな私でも受かった方法だよ!

ぜひ対策に役立ててね!

読者さんへ前置きメッセージ
本記事は「これから二次試験の勉強をはじめる」「効率よく二次試験対策をしたい」という方に向けて書いています。

情報があまりなく、対策をしにくいのが通訳案内士試験の二次試験なので、適当な対策本を買って、前から始める人も多いのではないでしょうか。

闇雲に対策を始めると、終盤になって「このまま続けて合格できるのか?」と不安になります。ぜひ、このブログを読んでゴールまでの戦略を考えてみてくださいね。

らむ
らむ

効率良く対策しよう!!

二次試験、何ができれば合格?

さっそく回答します。
二次試験は『試験時間内に、合格を叩き出す振る舞いができれば合格』です。

ここでのポイントは二点です。

1. 試験時間内
2. 合格を叩き出す振る舞い

こう書くと簡単そうですよね。
今回は2について順を追って説明します。1は話すと長くなるので別の記事で紹介しますね。

試験内容と合格基準の本質を知ろう!

合格を叩き出す振る舞いを知る前に、まずは試験内容と合格基準の本質を知っておきましょう。

全国通訳案内士試験は国家試験なので、明確な合格基準があります。
内容の確認は、対策本よりJNTOの公式HPが最新で確実です。
大幅な改訂は滅多にありませんが、微妙な改訂はちょくちょくあります。絶対に受験年度のものを確認してくださいね。

2021年7月時点のガイドラインがこちらです。

  • 口述試験の合否判定については、本ガイドラインに従い、あらかじめ評価項目ごとに 具体的な評価基準を設定した上で、合格基準点(原則として7割)に達しているか否 かを判定することにより行う
  • 試験時間は、10 分程度とする。
  • 内容は、試験委員が読み上げる日本語を外国語訳し、その問題文に関連した質疑を行 う「通訳案内の現場で必要となる知識等に関する外国語訳及び全国通訳案内士として 求められる対応に関する質疑」、提示される3つのテーマから受験者が1つを選び、外 国語で説明を行い、そのテーマについて試験委員と外国語で質疑応答を行う「プレゼ ンテーション問題」の2題とする。なお、「通訳案内の現場で必要となる知識等に関す る外国語訳及び全国通訳案内士として求められる対応に関する質疑」において、試験 委員が読み上げる問題内容については、メモを取ることを認める。

つまりは、下記です。

  • 試験時間は10
  • 日本語→外国語の翻訳がある(逐次通訳といいます)
  • 3つのテーマから選ぶ外国語のプレゼンがある
  • 質疑応答がある
  • 評価項目がいくつかあり、7取れたら受かる
受験者
受験者

「逐次通訳とプレゼンができれば良いのか!」
「7割取れたら良いんだな!」

その通りです。これがわかったら、次は採点基準です。

採点基準を知ろう!

口述試験には、どの試験官に当たっても不公平がないように、明確な採点基準があります。
採点基準がわかれば、得点の仕方もわかりますよ。

採点基準については、公式ガイドラインに下記の記載があります。
(わかりやすいように番号を振りました。)

1プレゼンテーション ・コミュニケーション(臨機応変な対応力、会話継続への意欲等)
2文法及び語彙
3発音及び発声
4ホスピタリティ(全国通訳案内士としての適切な受け答え等)

合格基準は7割でしたね。
各項目100点満点として、全項目で70点が取れたら合格と言うことです。

では、『1項目が60点、他の1項目が80点、残りの項目が70点』ならどうでしょうか。
特にガイドラインに記載はないのですが、私はこの場合も合格だと思います。

極端な例、例えば『1項目が30点で他が満点』の場合に合格かどうかはわかりませんが、
1項目の60点を他項目が補うことは十分に可能だと思います。

次は項目の内容を見ていきましょう。

押さえるべきは『語学力以外』

イエローマーカー部分に注目してください。

1プレゼンテーション ・コミュニケーション(臨機応変な対応力会話継続への意欲等)
2文法及び語彙
3発音及び発声
ホスピタリティ(全国通訳案内士としての適切な受け答え等)

マーカー部分はすべて、語学力以外の評価です。

らむ
らむ

ほとんどが語学力以外やん〜

語学力いらんの??

そうなんです。
ここが一次試験と全く違うところ、かつ、受験者が誤解しがちなところです。

実は、一次試験を突破している時点で、英語力や知識は十分備わっていると判断されているんです。二次試験では、通訳案内士としての適性があるか試験に合格してすぐに通訳案内士として仕事が始められるかが主に問われています。

なので【就職面接】だと思って臨むのがベストです。
そして、英語が苦手な方はここに勝機があります!

こんな考え方をしてみてください。

受験者
受験者

「流暢に話せなくても、ホスピタリティは伝えられるかも?」
「そのためには必要な能力は?」

未来が見えて来ましたね!

まとめ

これまでのことをまとめると以下となります。

二次試験は、10分の間に、点が取れる対応で、プレゼン・逐次通訳・質疑応答を行うことができれば受かる

語学力以外の対策が重要

参考になりましたでしょうか。

今後は具体的な点が取れる対応、二次試験の時間配分、ほとんどの受験者がやらない対策などについて記事を挙げる予定です。

らむ
らむ

お読みくださりありがとうございました!

受験者はぜひsubscribe!

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