私が通訳案内士試験を目指した理由。受験の経歴も。

プロフィール

 

今回は、私が全国通訳案内士試験を受験した理由についてご紹介します。

完全に私的なストーリーなので、興味のない方はスルーしてくださいね。

現職に行き詰まっていた

2人目の育休後、フルタイムで仕事をしていたときのことです。

もともと大の旅行好きで、お酒好き。出張のときは、これ幸いと一人で観光地へ行ったり、飲みに行ったり、ワーママを謳歌していました。

私の仕事は忙しい時とそうでない時の波があるのですが、繁忙期が通常より長期化したときがありました。2ヶ月で終わるはずのところが3ヶ月経っても落ち着かない。出張が増え、それに伴って残業も増えました。

また、この時期、旦那さんはMBO取得のため通学していました。仕事が終わってから通学し、他の日もやれ課題だの飲み会だのと、朝から晩まで全く家にいません。残業のたびに子供は祖父母宅で預かってもらいました。

睡眠を削って早朝から夕飯を作り置きし、保育所の送迎も一人で担当。コンタクトレンズをつけたまま寝落ちする日が続いて角膜炎になったり、耳鳴りがしたり。精神的にも肉体的にも追い込まれていました。

『今の仕事を定年後も続けるのは無理だ…大好きな旅行が仕事になって、定年後も働ける仕事に就きたい!』

そんなときに思いついたのが、通訳案内士でした。以前から興味はあったのですが、真剣に受験を考えるようになったのはこのときです。いつか絶対に資格を取ると決めたものの、仕事は変わらず忙しく、いつか受験したいと思いながら、半年が経過しました。

妊娠が発覚

そんなある日です。子供は2人の予定でしたが、3人目を妊娠していることがわかりました。

正直このときは、子供を授かって嬉しい!という気持ちより、仕事から解放されて嬉しい!という気持ちが勝っていました。

幸い、子供は順調に育ちました。途中、出張中に意識を失ったり、息子の参観日に倒れたりすることもありましたが、なんとか無事、産休に入ることができました。

待ちに待った、勉強生活の始まりです。

神様がくれた最後のチャンス

産休に入る1週間前、通訳案内士の一次試験がありました。当時の予定はこんな感じでした。

一次試験で日本史・英語以外(地理・実務)を合格

センター日本史で合格点TOEICで900点を取得して、日本史と英語の一次試験免除を目指す

翌年、一次試験は全科目免除、二次試験受験

実際はこんな感じになりました。

一次試験で日本史以外(地理・実務・英語)を合格

センター日本史で合格点を取得して、日本史の一次試験免除を目指す

翌年、一次試験は全科目免除、二次試験受験

英語を使うプロジェクトにいたことが功を奏して、一次筆記試験で英語をパスできました。

神様がくれた最後のチャンスでした。

日本史の対策

昔の私は、「吉野ヶ里遺跡は何時代の遺跡でしょう?」と質問されたときに「吉野時代?」と回答するような歴史音痴でした。

こんな私ですが、センター試験で合格点を取ることができましたよ。

対策方法は、長くなるので、またどこかで記事にするつもりです。

二次試験の対策

一番の難関がこれでした。

ライバルはみんなTOEIC900オーバーか英検1級保持者。それでも、2人に1人が落ちてしまうのが2次口述試験です。

普通に受験したら、私みたいなTOEIC740点の英語へっぽこが合格できる訳がありません。

私はあの手この手で対策しました。ノウハウは全てこのブログに載せるつもりです。

諦めなければ夢は叶う

ありふれた言葉ですが、諦めなければ夢は叶うと思っています。少なくとも私は叶いました。

実際のところは、この試験にパスすることは、ほんの通過点にしかすぎません。今年受けた新人研修で、実際にガイドをすることに比べたら、二次試験はとんでもなく簡単だということがわかりました。

それでも、通訳案内士試験合格は私にとって大きな通過点であり、大きな自信になりました。今は本業で会社員をしていますが、育児が落ち着いたら通訳案内士にチャレンジしようと思っています。毎日英語の勉強も少しだけではありますが、継続していますよ。

二次試験に関して、ご質問や知りたいこと、早く書いて欲しい記事などありましたら、お問い合わせフォームもしくはtwitterのDMからご連絡ください。

参考までに、受験歴を載せました!

ワーママでも、諦めなければ夢は叶う!

今後もまだまだがんばりますよ☆

お読みいただきありがとうございました☆

 

受験年表

2013年 第一子育休中に、ノー勉で初受験。地理のみ合格。
2014年 フルタイムで復職。2回目の受験。免除の地理と実務以外不合格。
2015年 第二子出産。
2016年 第二子育休中に、3回目の受験。歴史のみ合格。英語の勉強を開始。(予想外に歴史で合格点が取れて、合格できる可能性があるかもしれないと考え始める。)
2017年 フルタイムで復職。比較的英語を使用するプロジェクトに配属になる。多忙で受験申し込みを忘れる。
2018年 激務と二人育児に追われる。通訳案内士の資格を取ることを決意するも、多忙で先が見えず一旦諦める。
2019年 第三子妊娠。産休直前に4回目の受験。英語で本業関連の内容が出て、難易度の高い単語もわかるという奇跡が起こる。歴史以外で合格点を取る。
10月 旦那さんが転職により単身赴任になる。年内のワンオペが決定。日本史の勉強を開始する。
11月 第三子出産。産後2ヶ月間、センター日本史受験のために1日5時間ずつ猛勉強する。
2020年
1月 センター試験で歴史の免除資格を獲得。二次試験対策を開始する。
6月 コロナ禍で小学校や保育所が休みになり勉強が捗らない日々。
8月 5回目の受験。一次試験全科目免除。
12月 二次口述試験受験。直前一週間は緊張で眠れなくなる。
2021年
2月 二次口述試験合格。
4月 時短勤務にて職場復帰。
現在に至る。

コメント

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